はじめまして。
リウマチ社労士です。
2023年4月26日に腹腔鏡手術による子宮筋腫核手術を受けてきました。
小学生の頃、鼻の手術で全身麻酔を経験したことがあるのですが…
それでも(それ故に?) やはり当日まで不安が募るばかりで。
当日を迎えるまで、経験談が書かれたブログを読み漁り、入院からの脳内シミュレーションを繰り返しておりました。笑
1番安心できるのは やはり実体験の話だよね、ということで。
私の経験も これから手術する人の1つの参考になれば、と今回「子宮筋腫核手術を受けた話」をまとめていきたいと思います。
今回は、入院前編。
最終的に社労士として限度額認定証で反省した話です。
限度額認定証は重要なので、ぜひこれから入院の方は併せてこちらも参考にしていただければ!
目次
1、私の子宮筋腫状況(手術に至った経緯)
2、入院スケジュール
3、入院前説明で感じた疑問
4、限度額認定証で反省した話
1、私の子宮筋腫状況(手術に至った経緯)
色々な方のブログを読み漁る中で感じたのは、私の手術に至ったパターンはレアなのかなぁということ。
皆さん筋腫が大きくなってから「薬で小さく⇒手術」が多いように感じたのですが、どうなんでしょうか???
実は私の子宮筋腫は約4cm~5cmだったようですが。(実際は違ったのですが、手術前の段階では1個)薬を使用せずに、すぐに手術でした。
経緯としては…
◇ 人間ドック(子宮頸がん)で要精密検査に
◇ 近所の総合病院で精密検査時子宮筋腫発見(この時点では2cm)
◇ 持病リウマチの定期血液検査で2年前から徐々に貧血の数値が顕著に
⇒ 貧血症状としては、めまい・息切れ
◇ 職場の健康診断でも貧血で要精密検査に(この頃から鉄剤処方、服用)
◇ 貧血の数値から、どこかから出血している可能性大
◇ 胃カメラ・大腸カメラ ⇒ 問題なし
◇ 子宮頸がんの定期健診にて約1年で筋腫が2倍以上(4cm)に成長していること発覚
⇒ 貧血の原因もおそらくこれ
◇ MRI撮影へ
という感じ。
まさか1年で2倍以上に成長しているとは思わず。
婦人科の先生もちょっとびっくり気味。苦笑
婦人科の先生のお話では、別に筋腫はあっても、貧血が鉄剤で対処できるならそのままでもOKだったのですが。
ちょっとここがレアな話?
私には持病リウマチがありまして。
リウマチの人は元々血栓ができやすいとのこと。
将来的に筋腫が大きくなって小さくする薬を使用する段階になった場合、副作用で血栓ができやすくなってしまうため、あまり使用したくない、と。むむむ。
今は鉄剤で対処できるから貧血はOKとしても、これから更に筋腫が大きくなるかならないかは誰もわからない。賭け。笑
いざ大きくなって、手術するくらいなら(薬で小さくできない分大変な手術になるくらいなら)…
今の小さなうちに取ってしまった方が、術後の回復も早くて良いのでは?と自分自身から先生に聞いてみたのが始まりです。
頸がんの先生とは別の先生が筋腫の手術を担当しているということで…
新たに手術を担当してくださる先生(後の主治医)に再度上記の経緯から、手術した方が気持ち的にもスッキリするのだけど、メリットデメリットはあるのか、先生としてはどう考えるかを聞くことになりまして。
手術担当先生の見解は「今のうちに手術するのは良いと思う。今なら腹腔鏡手術で1時間くらいでサクッと取れちゃうよ。貧血もよくなると思う」と。
↑の言葉を聞いて、「じゃあ、今のうちにやっぱり取る~!」となったのでした。
基本的には、”先生の方から手術を進められる→悩む→手術決心” が多い流れなのかな、と思うのですが。
”自分から取る方向で話を聞いてみる→手術決心” この選択は自分の現状と照らし合わせて最適だったな、と手術した今、個人的には思っています。
2、入院スケジュール
サクッと取れちゃうよ~!と明るく話してくれる先生のおかげで、結構サクッと決めた入院・手術ですが…
予定入院期間は6日間。
入院前説明時にもらった私の入院スケジュールはこちら。
退院後は、事務仕事であればすぐに仕事復帰も可能だよ、という話ではありましたが。
先生からは体力が落ちていると思うから、退院後1週間自宅療養ができるのがベストというお話が。
会社員としてフルタイム勤務の私。
6日間+1週間=約2週間。
決して長い期間ではないけれど。仕事との日程調整はなかなかに難しい話。
ただ、有難いのは子宮筋腫は急がなければならない手術ではなかったので…
手術を決めたのは22022年の12月でしたが、GWと被せて
2023年4月25日入院、26日手術、29日退院予定、そこからGW中自宅療養…!
となんともベストな日程(できるだけ平日少ないお休み)を組むことができました。
実際この記事は退院後に書いていますが…
退院後の1週間の療養期間ある・なしは結構大きいなと思います。
あった方が良い!参考までに♪
3、入院前説明で感じた疑問
4月24日入院、ということでその前の週21日に術前の検査及び説明を受けてきました。
術前検査は、
◇ 採血 ◇ レントゲン ◇ 心電図
◇ PCR検査
◇ 主治医診察
◇ 麻酔科医診察
◇ 入院前説明
時期的にPCR検査(唾液採取)はあったものの、その他は健康診断的な感じ。
主治医の先生、麻酔科の先生からは、手術時の様子?的なものを改めてお話していただき、
私からはこの時点で疑問に思っていることを聞けまして。
不安に思っていたこと(運動開始可能時期やリウマチの薬と麻酔の兼ね合い等々)を解消できて、本当に安心したのを覚えています。
ただ1点、この日『あれ?』と思ったことが1つ。
それは、一通りの検査が終わって、入院時の持ち物等を看護師さんが説明してくださる入院前説明の時。
看護師さんはとても明るくて、話しやすくて、説明に何の疑問や不満もなかったのですが…
最終的に持ち物に『限度額認定証』の話がなかったのです。
限度額認定証とはなんぞや、という話になりますが…
こちらは別の記事でまとめてあるので、もし良ければ参考にしてみてください♪
現在記事作成中…!
入院や治療時、絶対に必要なものではないなので、説明自体なくても問題はないはず、確かにないはず…なのですが。
入院のように高額な費用がかかりそうな場合、使う使わないは個人の自由としても、確実に手元に「あった方が良い」と私は思っていて。
いち社労士として「限度額認定証」の存在を私は事前に知っていたので、説明なくとも特に困りはしなかったのですが…
てっきり病院からの説明であるものだと思っていたので、あれ?あれれ?とびっくりしてしまいました。
4、限度額認定証で反省した話
元々リウマチの持病がある私。
実はTwitterでは難病仲間が多く、入院経験豊富な方が周りに多いため、「3、入院前説明で感じた疑問」の内容を、周りの人にも聞いてみたところ。
私自身、とても反省する内容がTwitter仲間から返ってきました。
それは…
『限度額認定証』の話が病院から事前に「ある・なし」だと、「なし」の方が基本的には多いということ。
そして入院経験豊富な方からすると…
「病院は治療をする場所だしなぁ、という気持ちが強い」、「病院から限度額認定証の話がなくても疑問には持たない」、
限度額認定証の存在を周知させるとしたら…
「必要なのは健保とか社労士なのでは?」と。
ひぃぃぃいいいぃぃぃいいいぃぃぃいいいぃぃぃぃ~!!!!!!!!
ごもっとも。ごもっともです…。
私自身、リウマチに罹患した際に、社会保障の重要性と良い制度の周知が追い付いていない現状を目の当たりにして、社労士になろう!と決意、社労士になったにも関わらず。
自分で発信していないのに「何で病院は教えてくれないんだろう??」なんて、生意気にも疑問を持ってしまいました。
すでに、いろいろと発信されている社労士の先生はいらっしゃると思います。
ただ、良い情報は多い方が良い。
使える情報は多い方が良い。
ご縁あって、このブログに辿りついてくださった方で、使える保証についてまだ知らない方がいたら、参考にしてもらえれば幸い…!
ということで、私の手術経験と一緒に、この辺りも今後発信していこうと思った次第です。
ここから、入院、手術編と続けていく予定なので。
イチ経験談として参考に読んでもらえると嬉しいです♪